アラサー 幹部自衛官 婚活

私はアラサー女子。結婚には憧れているけど、なかなかいい人が現れない。友達には理想が高いよねって言われる。実際、今まで出会った彼氏は何人かいるけど、どこか物足りなくて結婚の対象にできなかった。三高、つまり高学歴、高収入、高身長。無意識のうちに、気になっちゃうんだよね・・・

 

「全てが理想の男なんていないよ、何が一番の条件なの?」

 

親友のY子に聞かれて、ちょっと困った。けど、もう理想ばかり言ってられる年じゃないよね。

 

たまたま元同僚の結婚式に呼ばれたときに聞いた、「幹部幹部自衛官との婚活パーティー」へえ~、幹部幹部自衛官って公務員なんだ。

 

世間知らずの私はその時に初めて知ったんだけど、入れるのはとっても優秀な人だけらしく、訓練や任務もハードだし、転勤もあるらしい。けど、収入は安定しているし、福利厚生も充実。

 

みんな体が一番だから体格もいいはずだし。「何が一番の条件なの」って?全部満たしてるじゃん!まだ会ってもいないのに、妄想の世界に入り込むという、悪い癖がつい・・・あ~、もう聞いて、Y子!

 

「え、知らなかった?うちの父は幹部幹部自衛官なのよ。」

 

そ、そうなの?!知らなかった。そういえば、Y子は小さい時にお父さんが家にあまりいなかったって言ってたけど、そういうことだったんだ。

 

「うちのお父さん、部下に若い男の子いっぱいいるから、紹介してもらおうか?」
おー、よくぞ言ってくれた、Y子!お願い、恋のキューピット♪

 

そんなこんなで出会ったのが今の彼氏、R太。「初めまして」と自己紹介する彼は想像した通り、がっしりした体格で筋肉質。日焼けした笑顔がよく似合う好青年だった。

 

爪がちょっと汚れていて、少年ぽさも残ってる。とっさに、母性本能をくすぐられる・・・

 

陸上自衛隊はやはりとってもハードで、何日も帰れない日があるという。R太は守秘義務があるからか、仕事のことはあまり話したがらないし、私もあえて聞かないようにしている。辛い訓練や任務が終わった時くらい、暖かい料理や雰囲気で包んであげたいものね。結婚したら、私は姉さん女房になるのだから・・・

 

 

幹部自衛官,出会い